過去と向き合うこと

自分自身の心の問題は父から受けた虐待による心の傷だ。
これがどのようなものなのか、人に説明するのはとても難しい。
昔のことを思い出して苦しむのかといわれると、それは少し違う。
考えたり思い出したりするのではなく、体自体が考える前に委縮してしまうのだ。
心の中では、しばしば説明のつかない喪失感が波のように押し寄せてくる。
殴られるかもしれないという恐怖感が体に染みついているからだろう。
こうした感覚は自分の力で変えることができない。
やれることといえば、別のことに夢中になって忘れることだ。
だから、意図的に喪失感に襲われた心の穴に別の何かで埋め尽くそうとする。
他者を愛することがもっともそれにふさわしい。
そうしてたどり着いたのが信仰だったとしても何ら不思議はない。
それにもかかわらず、死ぬまで心の問題は解決しないだろう。
そしてその苦しみを本当に分かち合える人には決して出会えないだろう。
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# by juneberry120 | 2015-08-26 03:01 | 自分史

ハナミズキ - 一青窈


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# by juneberry120 | 2015-07-25 15:20 | 音楽・演劇

Bebel Gilberto - Cade Voce


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# by juneberry120 | 2015-07-25 02:10 | 音楽・演劇

言葉にできない

ようやくわかったことがある。
欠けた空気の隙間はやはり欠けたままだということ。
欠けているものはずっと欠けたまま。
いつまでも言葉にできない。
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# by juneberry120 | 2015-07-25 01:56 | つぶやき

Olivia Ong - Sweet Memories


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# by juneberry120 | 2012-06-12 15:18 | 音楽・演劇

6月の雨


今日は梅雨入り。

朝から肌寒く、遠方に霞む空
照りつける夏の陽は一休みし、
紫陽花の日ごと心変わりを
楽しむ季節のはじまり。

毎日のように降るから
毎日のように大きな傘を持ち歩く。
冷たい雨から大きな傘が守ってくれる。

それでも雨音は傘を叩き、
足下を叩き、心を叩く。
雨の勢いごとに音色を変えながら、
バラバラ、バラバラと。

わき上がった心の澱が
いつしか静かに消えていく。
昨日から今日へ
来るべき真夏の明日へと。

今日も雨音は傘を叩き
足下を叩き、心を叩き続ける。

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# by juneberry120 | 2012-06-09 12:34 |